人並みの生活もできないのはみじめだとか、人並み以上の生活をしたい…という話をたまに目にすることがあります。
人並み以上の生活を求めるよりも、自分が本当に満足する生活を求めた方が結果的に満足度の高い生活ができるはずなのにただ人並み以上の生活を求めるのは幸せになれない考え方だと思います。
生活の良し悪しを自分ではなく人並みを気にしている時点で何かズレてるんですよね。
そもそも人並み以上の生活を求めるのってなんでなんでしょうね。
自分が人と比べたときにみじめに思わないため?
自分より生活水準が下の人が多い方がマウント取られなくて済むから?
もしくはマウント取りたいから?
どれもくだらないし、自分がある程度満足できる生活をしていればスルーできるような話です。
ちなみに私も会社員の頃は人並み以上を求める生活をしていましたが、人並み以上に働いて稼いでいるのだから人並み以上の生活をして当然だと思ってました。
旅行やエステに頻繁に行ったり、しょっちゅうお高いものを食べたり、百貨店レベルの高級化粧品を使ったり…などなど。
でも浪費している瞬間は楽しいものの、浪費すればするほど労働が必要になるばかりで全く満足できる生活ではありませんでしたけどね^^;
おまけにある分だけ使うものだから貯金すらまともにできませんでした。
今思えば人並みという言葉に無意識に振り回されるばかりで、当時自分が満足するような生活なんて全くできてなかったですね。
人並み以上という言葉に無意識に振り回されずに、自分の満足する生活を求める賢さが社会人になる前から備わってたらどんなに良かったか…と思います。
ずいぶん遠回りしたものです。
自分の本当に満足する生活を考えずに、人並み以上の生活を求めている時点で幸せにはなれないよなぁと今なら思います。
当たり前だけど自分が日々満足度の高い生活をするためには、人がどうとかより自分がどう思うのかをよく考えることが大事ですね。
当たり前のことなのに案外気づいてない人が多いのは、ゆっくり考える時間が持てないからというのもあるでしょうね。
私もそうでした。
ゆっくり考える時間は大事。