失敗談 PR

『貧乏は必ず治る。』を読んだ感想

筆者いわく、隠れ貧乏は考え方や行動の癖からくる生活習慣病と言われています。

「隠れ貧乏」は考え方や行動の癖からくる生活習慣病です。

引用 桜川 真一. 貧乏は必ず治る。

私は元隠れ貧乏だったので、隠れ貧乏は生活習慣病という話に非常に共感しました笑

貧乏が習慣になってると、自分では当たり前だと思っている貧乏人の考え方や行動に気づけないんですよね。

 

今は貯金も割と出来ており考え方や行動をある程度改善しているつもりですが、改めて貧乏な習慣を自分がしてないか確認しておきたくて本書を読んでみることにしました。

 

お金持ちになる上で大切なことは、まずは貧乏にならない方法を知ること。サッカーでいくら点をとっても、守りがスカスカでは試合に勝てないのと同じように、いくら稼いでも無駄なお金を使えば、いつかは貧乏になります。

大切なのは、お金を稼ぐシステムとお金が出ていかないシステムを同時に身につけることです。

引用 桜川 真一. 貧乏は必ず治る。

お金持ちになる上で大切なことは、まずは貧乏にならない方法を知ること。

これ本当に大事で多くの人はお金を増やそうとしがちだけど、まずは無自覚で出ていく無駄なお金をなくす事の方が大事。

守りができてないとどんなに稼いでも、無駄な出費が増えてお金を持つ事が出来ません。

 

とはいえどんなに無駄な出費を減らしてもお金を稼がないとお金が増えようがないので、無駄なお金は使わずにお金を稼ぐ必要があります。

 

本書では『いつもお金がない人の習慣』が40項目とお金持ちになるための具体的なステップが解説されてました。

全体像をざっくり解説しつつ、特に私が印象に残った項目を3つご紹介します。

 

わり算で考える貧乏人 かけ算で考えるお金持ち

序盤から以前の私に当てはまりすぎていてドキッとしました笑

わり算で考えるというのは、例えば住宅ローンや車のローン。クレジットカードの分割払いです。

総額で支払う額よりも、月々いくら払えるかを重視している人が貧乏人には多いそうです。

『ちょっと無理すれば払える』これがわり算のトリックです。売る側もわり算の数字だけを強調して、できるだけ買う側の心の負担を取り除いて売ろうとします。これに多くの人が引っかかるんですよね。

引用 貧乏は必ず治る。

確かにネットショップや実店舗でも、よく分割で支払ったら月々は安い事を強調してきますもんね…。

月々の支払いが安いと油断してポンポン買っちゃいそうになりますから、買い物する時は本当に注意です汗

 

お金持ちは逆にお金を掛け算で考えるそうです。

例えばたった500円のサブスクでも、すぐに12をかけて年間6,000円。

これは無駄だとすぐに判断します。

お金持ちはお金を貯める時もかけ算で考えます。

月々3万円貯めて1年で36万円。10年で360万円。お金持ちはさらに利子もかけます。積立の投資で、年率3%の複利で考えると425万円になるな、と。

引用 貧乏は必ず治る。

 

筆者いわく、お金持ちは無駄な出費を削るときも、お金を貯めるときも基本はかけ算とのことです。

わり算からかけ算でお金持ち体質に改善していきましょう^^

 

反省する貧乏人 反省しないお金持ち

この項目を初見で見たときに正直、反省しないとだめでしょ…と思いました。

しかし読み進めてみると、確かにそうだなと納得できました。

ジリジリと貧乏の坂を下りていく人は、反省好きな人が多い。うまくいかなくなるたびに反省して縮こまる。その結果、さらに萎縮して仕事のパフォーマンスが悪くなり、またミスをする。反省がいい結果を生むのではなく、反省がさらなる反省を呼び、チャンスも自信も失っていくのです。

貧乏は必ず治る。より引用

さらに簡単に反省してばかりいると、世の中には反省しやすさを利用しようという人が近づいてくるとのことです。

筆者いわく、反省ではなく改善点を見つけよう!とのことです。

確かに反省するより、改善して前に進むことにエネルギーを使った方がよほど良い結果が出るってもんです^^

今からスタートできる!お金持ちのステップ

お金持ちになるときに大切なこと、それは『違った角度からものを見ること

他の人と同じような視点では、いつまでたっても人並み以上にはなれないし、今の社会で人と同じでは貧乏の坂を少しずつ下っていくことになります。

貧乏は必ず治る。より引用

今の社会で人と同じでは貧乏の坂を少しずつ下っていくことになります。

これにはとても共感しました。

日本は特にこれからの未来が暗い事が予想されているので、なおさら人と同じ視点や考え方では貧乏になってしまうと思います。

 

『貧乏は必ず治る』のまとめ

本書では「いつもお金がない人」の習慣が40個の紹介と、お金持ちになる為の具体的な方法が記されており、私が特に勉強になったところを抜粋しました。

実際に本書を読むとまた別の気づきがあるはずです。

 

貧乏・お金持ちになる習慣とお金持ちになるためには具体的に何をすればいいか書いてあるので、再現性の低い成功本を読むよりもよほどためになると思いました。

 

プロ野球の故野村克也氏も、「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」と言われてましたがまずは負けない方法を知る方がはるかに大事だと思います。