失敗談 PR

『仕事辞めればいいのに』と思わず言ってしまった話

私の妹の旦那さんは給料は結構いいものの、今どきなかなか聞かないレベルのブラック企業に勤めています。

ブラックすぎて死人が出るレベルです(労基に目をつけられているらしい…)

男性でも平均寿命80歳超えるこの時代に、旦那さんの会社の人は4〜50代で亡くなる人の割合が1番多いようで。

平均的な寿命の人と比べて30年も早く寿命が来るなんて…とんでもない話です。

長時間労働で休みも年間100日もないらしく(慢性的な人手不足が原因)旦那さんはストレスからお小遣い6万円のほとんどがお酒とタバコで消えているらしいです。

 

時間の余裕がないせいで正常な判断が出来なくなってるような気がしてなりません。

私も妹の旦那さんほどではないにしろ過去長時間労働のストレスで自暴自棄のようになってたことがあるものだから、辛かった過去の会社の奴隷のようだった自分と重ねてしまっていました。

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なので本人に直接ではないですが、旦那さんの職場のブラックエピソードを話す妹に思わず

『ブラック過ぎる。そんな会社辞めればいいのに。』

と思わず言ってしまったことがあります。

 

いくらお給料が良くても、自分達の暮らしのためにそんな職場で働かせるのはあまりに可哀想だと思ったからです。

その頃の私は今以上に雇われ労働に嫌悪感を持っていました。

その時は自営業で3年以上継続的にそこそこ稼いでいたというのもあり、会社で我慢して雇われ労働するなんてバカバカしいと思っていたのが言動にも出てしまったというのもあると思います。

 

ただその時の妹夫婦の状況は、小学校に上がる子が1人と妹のお腹に子供がいるような状況でした。

当然妹の顔は曇りました。

そりゃそうですよね。

お給料が安くてももっとマシな会社に就職して節約すればなんとかなるにしても、人様の家庭のことですから口出しされたくないに決まってます。

たとえ労働で寿命が削られようが病んでしまおうが、旦那さん本人がそれらのリスクを引き受けて家族のために一生懸命働いてるわけです。

家族も持たないニートみたいな私が言う事ではない。

 

妹の旦那さんを過去の自分に勝手に重ねて、労働から楽になってほしいと思いつい言わなくていいことを言ってしまいました。

この件に関する失言はこれ以降ないですが、話を聞きはするけれどあーすればいいこーすればいいみたいな話は求められてもいないのにしないように気をつけています。

 

まぁ本心ではお小遣いのほとんどをタバコとお酒で消費しないとといけないくらい職場が辛いなら今の仕事は辞めて、給料が下がってももうちょっと楽な職場で働けばいいのにとは相変わらず思ってますけどね。笑

家はもうローンで買ってしまってるのでしょうがないにしても、すぐ大きくなる子供たちに新品のブランド服を買ったりお高い美容室に行ったり外食が多かったりとetc…節約家の私から見ると家計の無駄が多く見えますし。

ハードワークで旦那さんの寿命を削って得たお金と引き換えにするには、あまりにももったいなく感じます。

でも求められているわけでもないのにそんなこと言ったら無駄に嫌われて損するだけなので、こうやってブログ記事に留めておくことにします。笑